フィッシャーシーラントについてのQ&A
現在学校保健では、「虫歯になりそうな歯を自分で認識して生活習慣を見つめ直し、虫歯が進行しないように見守っていく」というCOの考え方が重要になってきています。

シーラントはそうした状況で適応症を考慮してかかりつけ歯科医(主治医)の判断で処置されるものです。

もちろん、シーラントしたからもう虫歯にならない、というわけではありません。自分の口の中の状態がシーラントを必要とするカリエスリスクの高さであると本人に認識させることが重要です。

学校においては、COと同様に生活習慣を見つめ直すこと、、溝のまわりが変色したり、シーラントが脱落していないか注意深く監察を続けること、かかりつけ歯科医院で定期的にチェックしてもらうこと、などが必要です。
Q.1 フィッシャーシーラントとは何ですか?
Q.2 フィッシャーシーラントの齲蝕抑制効果は、どの程度のものですか?
Q.3 フィッシャーシーラントの処置歯は、学校健診ではどのように取り扱うのですか?
Q.4 レジン系のフィッシャーシーラントでは、酸エッチングを行うようですが、歯質には影響ないのですか?
Q.5 齲蝕予防にはフッ化物の使用だけでは不十分なのですか。また、フッ化物歯面塗布を行った歯にも、フィッシャーシーラントは使用できるのですか?
Q.6 フィッシャーシーラントの適応症は?
Q.7 フィッシャーシーラントが脱落したときは、再度の填塞が必要ですか?
Q.8 フィッシャーシーラントを充填することで、咬み合わせに影響はないのですか?
Q.9 フィッシャーシーラントは身体に悪影響はないもですか?
Q.10 学校ではシーラントを持つ子供をどのように指導したらよいでしょうか?
日学歯Q&Aシリーズ より
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